ケイワンコイルネット工法
150KJの落石捕捉試験を行いました。
既設防護網の「補修」と「補強」に特化した合理的なソリューション
(NETIS:KT-140046-A)
1. 導入背景
既設の落石防護網は、経年による劣化・変形・局所破断が進みやすく、
完全撤去 → 新設 という従来工法ではコスト増・工期長期化・景観悪化などの課題があります。
ケイワンコイルネット工法は既設防護網を活かす補修・補強工法です。
2. ケイワンコイルネット工法の特徴
① 既設金網を撤去せず補強でき、工期短縮と廃材削減が可能。
② 軽量で施工性が高く、人力作業中心で重機不要。
③ 景観に優しく、外観変化を最小限に抑えられる。
④ 亜鉛めっき鋼線を使用し耐候性が高い。
3. 落石エネルギー試験結果について
H29便覧基準(25m/s)の試験は未実施ですが、
衝突試験(45.5km/h)では 185kJ の捕捉に成功しました。
設計性能は150kJ、185kJは余力性能として扱います。
4. 適用範囲
・法面長 10~30m、勾配 25~35° の中小規模斜面
・落石速度が45km/hクラスの地形
・既設防護網の補修・部分補強
・新設不要だが安全性を底上げしたい現場
・重機搬入が困難な場所
5. ご利用シーン
・既設防護網が限界で全撤去は不要な場合
・低コストで補修したい場合
・景観を変えずに補強したい場合
・点検後すぐに補修対応したい場合
6. 訴求ポイント
・撤去不要でコスト優位
・施工安全性が高い
・長期補強として耐久性に優れる
・軽量で即日補修も可能
まとめ
ケイワンコイルネット工法は短工期・低コストで既設防護網を補修・補強できる合理的工法です
。
185kJの捕捉実績により、45km/hクラスの落石が想定される現場に最適です。
新設ほど大掛かりではないが安全性を高めたい──
そんな現場にぜひご検討ください
<< 前のページに戻る
↑ PAGE TOP